不登校のわが子を「励ます」ほど心を閉ざす納得理由。正論のアドバイスが裏目に出る"親子間エラー"の実態

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子供に言い聞かす親
親のアドバイスや助言は、なぜ子どもに届かないのでしょうか(写真:SoutaBank/PIXTA)
良かれと思った励ましが、なぜ子どもの心を閉ざしてしまうのか。親が良かれと思って放つ言葉と、子どもの本音との間には、無意識の「ズレ」が生じがちです。本稿では、『不登校なんて怖くない! 親の心がすーっと軽くなる本』より一部抜粋のうえ、良質な関係を再構築するために不可欠な、親子の対話について解説します。

「子どもを元気にしたい」そう願って、親は毎日必死に声をかけます。

「大丈夫だよ」「あなたならできる」「少しずつでいいから頑張ろう」

ところが、こうした言葉をかけても、子どもが元気になるどころか、ますます心を閉ざしてしまうケースは少なくありません。なぜ、励ましているはずの言葉が、子どもに届かないのでしょうか。

親が気づきにくい「親子間のエラー」

不登校の相談で、親御さんからよく聞かれる声があります。

「何でも話していいよと伝えているのに、子どもが話してくれません」「頑張ったところは褒めているのに、反応がありません」

親は懸命に関わっているつもりでも、子どもの心には届かない――。その背景にあるのが、「親子間のエラー」です。これは、親の言葉と、子どもの心の状態がズレてしまっている状態を指します。

例えば、子どもが心の奥で、

「自分はもうダメだ」「何をしても意味がない」と感じているとき、「頑張ればできるよ」「将来のために学校は出たほうがいい」と声をかけても、子どもの心は動きません。なぜなら、その言葉が、子どもの気持ちとまったく噛み合っていないからです。

(画像:『不登校なんて怖くない! 親の心がすーっと軽くなる本』より)
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