【シビック、GRヤリス、オーラ、フォルクスワーゲンのID. GTIやホンダのスーパーワン】高性能ホットハッチ、令和の時代に復権への期待感
25年10~11月の「ジャパンモビリティショー2025」で初披露されたこのモデルは、軽自動車の乗用EV「N-ONE e:(エヌワン イー)」をベースに、ワイドボディ化や走行性能の向上を図った小型EVスポーツ。そのフォルムは、80年代に人気を博したスポーツモデル「シティターボⅡ」、通称「ブルドッグ」を彷彿とさせる。
しかも100%電気で走るBEVながら、ガソリン車のスポーツカーさながらの乗り味が楽しめることもポイントだ。とくに専用開発した「ブースト(BOOST)モード」は、出力の拡大に加え、「仮想有段シフト制御」と「アクティブ・サウンドコントロールシステム」を連動させ、まるで有段変速機を備えたエンジン車のように、迫力あるサウンドと鋭いシフトフィールを演出するという。
そんなスーパーワンは、今回の東京オートサロンでもプロトタイプが展示され、大きな注目を集めていた。今回の仕様では、さらに室内へボーズ社と共同開発した高音質な「プレミアムサウンドシステム」を搭載。ドライビングだけでなく、室内環境も楽しめるBEVモデルであることをアピールしていた。
ちなみに、ホンダのスーパーワンは26年中の発売を予定。対して、フォルクスワーゲンのID. GTIは、今のところ国内導入は未定で、販売するか否かはユーザーの反響次第だという。もし、ID. GTIの日本リリースが実現すれば、スーパーワンとの日独BEVホットハッチ対決となるだけに、今後の動向が気になるところだ。
令和にホットハッチは受け入れられるのか
このように、かつて大きなムーブメントとなったホットハッチが、ハイブリッドやBEVなど、現代のテクノロジーを投入するなどで、カタチを変えて復活しそうな兆候が見え隠れする26年。ただし、これらがもしすべて市販化されたとしても、現在はスポーツモデルが苦戦する状況下。おそらく80年代や90年代ほどの大ブレイクはないだろう。
だが、当時を知り、ホットハッチに憧れた世代のひとりとしては、こうした「熱い」モデルが懐かしい。ぜひ一定の成功を収め、その存在(ラインナップ)が継続することを望みたい。
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