渋谷は25歳「ほろ苦エリート」が選ぶ街だった 高校時代から感じ続けた敗北感
イタリアンなら、少し高いけど『トラットリア シチリアーナ ドンチッチョ』や、『オステリアウララ』、『ミニヨン サカノウエ』なども美味しいですよ。
高校生のとき、渋谷に対して感じていた「危なくて魅力的な街」のイメージは薄れて、住んで見れば、センター街は、バスケットボールストリートなんてヘルシーな名前になっちゃってたり、便利でお手軽で楽しい街!って感じですごい気に入ってますよ。
25歳、年収550万は、まだまだ決して多くはないけど、高度成長期の日本みたいに、俺の年収はすごい勢いで右肩上がりだって信じられるから、今は毎日が、まぁまぁ充実してますよ。
かわいい彼女はいるし、女の子にもモテますしね(笑) 結婚?とんでもない!
男はおカネを持ち始めてからが楽しい
学生時代、男はこれでもかと、冷や飯と苦汁を飲まされ続けてきたんです。美香と遊んでいたオヤジたちみたいに、男はカネを持ち始めてからが楽しいんですから。
割りを食ってきた学生時代の分まで、取り戻してやるって気持ちで堪能させてもらいますよ。
人気企業に就職し渋谷で一人暮らしを始めた拓哉。収入の右肩上がりの予感で浮かれながらも、大学時代の"衝撃"から、女性に対しては一種の諦念が感じられる。
割りを食った学生時代の分を取り返すように遊び始める拓哉だが……3年後、28歳の拓哉は何をしているのだろう?
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