JR西日本の自動運転バス「2歩前進」どんな内容? 東広島で実験、営業運転見据え27年度認可目指す

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BYD K8 2.0 JR西日本 自動運転バス
東広島市で実証実験中のJR西日本の自動運転バス(記者撮影)

全国各地で「レベル4」自動運転バスの営業運行が続々と始まっている。レベル4とは5段階に分かれる自動運転レベルのうち、完全な自動運転を意味するレベル5の一歩手前の段階だ。

場所、天候、速度などの特定条件下においてシステムがすべての運転操作を行うというもので、運転手が不要な「ドライバーフリー」が実現するため、レベル4での営業運転は運転手不足解消の決定打として期待されている。

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鉄道会社の自動運転バス

これまでに松山市(愛媛県)、日立市(茨城県)でレベル4自動運転による営業運行が行われており、1月13日には柏市(千葉県)で柏の葉キャンパス駅―東京大学柏キャンパス間のうち約700mの一般道で始まった。

また、将来の営業運転を目指したレベル4自動運転の実証実験が各地で行われているほか、レベル4予備軍として、ドライバーが運転操作の主体であるものの、システムが自動で車線変更したり、ブレーキをかけたりするなど高度な運転支援を行うレベル2自動運転の実証実験を行っている地域が数多くある。

【図と写真】どんなルートを走る?東広島市で実証実験中のJR西日本の自動運転バス。「1つで乗用車1台相当」という価格のセンサーやカメラを取り付けたEVバスや情報を映し出す車内モニターなど、公道での自動運転中の様子

JR西日本も自動運転バスの実用化に意欲的な1社だ。他社と違うのは複数台の自動運転バスが連なって、バス専用道などを走ることで定時性・速達性を実現する「自動運転・隊列走行BRT」も見据えていることだ。大量輸送にも適した隊列走行は鉄道会社ならではの発想といえる。

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