日本では「本当に必要なこと」が議論されていない
――高市政権の経済政策についてはどう見ていますか。
期待値は高いようですが、残念ながら、高市政権の政策も、結局は自民党政権という従来の枠内にとどまっていて、目新しさはありません。
例えば、肝入りの「重点投資対象」として17分野を挙げていますが、これはどう考えても多すぎます。
折しも2025年6月に就任した韓国・李在明大統領の施政方針演説を読むと、成長戦略は「AI」に集中していました。
予算や人的資源も限られるなか、注力する対象はこれくらい絞り込まないと成果も見込みづらい。
これまで同様、「あれも、これも」と17もの分野を並べ立てている時点で、期待がしぼんでしまいます。
このように大風呂敷を広げるのも自民党政権が過去にずっとやってきたことで、では、それで経済が上向いたかというと、まったく上向いていません。



















無料会員登録はこちら
ログインはこちら