オープンAIやアンソロピックなどが上場準備、これら巨大AI企業の上場ラッシュはかつてのITバブルと同じ轍を踏むか
だが、両社はAIの「スタック(階層)」でコアウィーブとは別の立ち位置にある。つるはしやシャベルではなく、「金」そのものだ。
大切なのは資金力
複数の大型上場に向けた準備が進められているが、26年中に実現するかは見通せない。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は昨年12月上旬、アンソロピックが上場を視野に専門の弁護士と協議していると報じた。非公開での資金調達を進めており、企業価値は3000億-3500億ドルに達するとしていた。
一方、OpenAIも新たな資金調達を計画しており、企業価値は7500億ドルに膨らむ可能性がある。
両社とも、非公開で資金を調達できるという自信を持ち続けている。上場は、情報開示や四半期決算の説明会などに厳しい監視の目が注がれるため、必ずしも手放しで歓迎できる選択肢ではなくなっている。
「上場企業の最高経営責任者(CEO)になることを楽しみにしているかと問われれば、ゼロパーセントだ」。OpenAIのサム・アルトマンCEOは最近、ポッドキャストでこう漏らした。「上場企業になることについては、ある意味、楽しみだが、別の意味では本当に煩わしいと思う」。
それでもなお、最初に上場に踏み切ることで潤沢な資金が得られるかもしれない。そして、競争で先頭を走り続けるために何よりも大切なのは、資金力なのだ。
(筆者デーブ・リー氏はブルームバーグ・オピニオンのコラムニストで、米国のテクノロジーを担当。以前はフィナンシャル・タイムズやBBCニュースの記者でした。このコラムの内容は、必ずしも編集部やブルームバーグ・エル・ピー、オーナーらの意見を反映するものではありません)
著者:Dave Lee
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