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「加害者をかばっている」との批判が来たが…栃木・県立高校で起きた「顔を殴る」「頭部を蹴る」暴行事案、読者の"反応"に筆者が驚いたワケ

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  • 城戸 譲 ネットメディア研究家・コラムニスト・炎上ウォッチャー
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教育現場が抱える物理的・構造的な問題は、それはそれで抜本的な解決が必要だろう。また硬直化した組織は、透明化されてしかるべきだと考える。ただ私は、ネットメディアに身を置いた期間が長いため、身近な「SNS上での私刑」から論じたまでだ。

常に論点は複数存在する

実を言うと、筆者自身も中学時代、同級生から疎外される経験があった。幸いにも身体的な被害はなかったが、担任に相談しても誠実に向き合ってもらえず、ひどく傷ついた経験があった。当時はSNSもなく、やり場のない思いを抱いていた。

そんな20数年前の経験から、被害者側の痛みや、教育現場にはびこる“事なかれ主義”は、それなりに理解しているつもりである。当時を振り返ることはつらいが、「何も知らないコラムニストが勝手なキレイ事を言っている」という読者の誤解を解くためであれば仕方ないだろう。

自分の物差しで「こいつは、こういうヤツだ」と決めつけることは簡単だ。しかし、先入観だけで判断すると、物事の本質を見誤る可能性がある。どんな事柄でも、常に論点は複数存在すると、今回の出来事で改めて認識した。

【前回の記事】「いじめではなく暴行」「どんどんさらせ」などの声もあるが…栃木・県立高校での「いじめ暴行動画」が拡散、「過剰な私刑」に思うこと

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