「縁の下の力持ち」では終わらない
私たちは、「縁の下の力持ち」という言葉に、美徳や謙遜の響きを感じます。けれども、その美徳が行きすぎると、支える人を「見えない存在」にしてしまうことがあります。
工兵の任務は、穴掘り、地雷処理、橋架け、道路の建設。戦車や戦闘機のような派手さはなく、仲間のために泥にまみれて進む。昔は資材や時間が足りないとき、工兵自身が川に入り、仲間を渡すための「足場」となることもありました。
必要であれば体ごと現場を支える。それが「戦うドカタ」としての誇りだと私は信じていました。
だからこそ、米陸軍工兵学校の門をくぐったとき、衝撃を受けました。
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【エントランスで目にした驚きの光景】
