「裏切り者がいる組織」はやはり全滅するのか? それでも生物の共生関係が絶えない納得の理由
アリとアブラムシの共生の関係
生物の世界を見渡すと、血縁とは全く無関係な別種同士の協力(?)関係がたくさん見つかります。いわゆる、共生です。
共生の有名な例は、アリとアブラムシの関係です。アブラムシは植物の師管液を吸い、尻から「甘露」と呼ばれる糖分を含む排泄物として排出します。アリはこの甘露を目当てにアブラムシに随伴し、甘露をとる代わりにアブラムシをテントウムシなどの捕食者から保護します。
師管液には、アミノ酸はほとんど含まれていませんが、アリに随伴されるアブラムシの甘露を分析したいくつかの研究では、アブラムシ自身が体内でさまざまなアミノ酸を合成することで、甘露にはアミノ酸も含まれるようになることがわかっています。アリはアミノ酸含有量が多いほうが、そのアブラムシに随伴しやすく、より強力に保護します。
このような共生関係では、そもそも別の分類群ですから血縁関係など存在しませんが、どうやって進化してきたのでしょうか?


















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