「ずっと英語が喋れない人」が共通してハマる"暗記の罠"、10年学んでも結果が出ない人は「努力の仕方」を考えることをサボっている

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バランスシートを例に挙げると、これは左右の額がイコールになることが前提なので、左右どちらかで動きがあれば反対側にも同様の動きがあり、プラスマイナスイコールになって左右がバランスされるか、もしくは左の側や右の側の中でプラスマイナスが相殺される必要がある。つまり、借入金や買掛金といった右側に動きがあれば(例:増える)、左側においても同額の動きがないとバランスされない(例:キャッシュ増)。

この動きから、バランスシート上の左右だけではなく、キャッシュフロー計算書上の動きとも連動させて、全体感を把握しながら勉強すると、より実感を持って理解しやすいだろうし応用も利くということだ。少なくとも、そうしたイメージを持ちながら勉強した方が、仕訳単体とにらめっこしながら覚えるよりは効率的だろう。

物量勝負や根性論だけではなく、工夫や方法論を考える

上記はあくまでも簡単な例だが、いずれにしても、勉強や学びの対象となるものの性質を理解した上で、勉強の仕方を工夫することは非常に大事なのだ。

これは何も、「勉強」や「学び」という単語から想像されるような対象だけではなく、日々のコミュニケーションや仕事においても、まずはやり方を考える、ということが大事なのは言うまでもない。

なぜ自分の言うことは相手に伝わらないのか、相手を説得するには、仕事で結果を出すには――人生やキャリアにおける様々な側面で、自分が知っている方法やよそで通用したやり方だけに頼っていきなり突進するのではなく、何がベストな方法かを考えた上で効率的に行動をする。

要は、結果につなげることが大事なのだから、物量勝負や根性論だけではなく、工夫や方法論を考えることも大事ということだ。皆さんも、「努力×工夫」でもって、「良い努力」を通じて結果につなげる1年にしていきましょう。

安井 元康 『非学歴エリート』著者

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やすい もとやす / Motoyasu Yasui

MCJ社長兼最高執行責任者(COO)。アニメーションの企画・制作を手掛けるベンチャー企業を経て、MCJにて東証への上場を経験。その後、経営共創基盤にて戦略コンサルタントして9年間活躍し、2016年3月にMCJに復帰。著書に学歴コンプレックスに悩みながらも独自の方法でキャリアを切り開いてきた様子を描いた『非学歴エリート』(飛鳥新社)や、自分ならではの人生を生きる術を描いた『極端のすすめ』(草思社)等がある。

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