いよいよ1月5日の大発会から、来年の2027年まで続く「日本株の大相場」が始まりそうだ
日経平均の予想EPS(1株当たり利益)は、25年大納会の2650円が10%上昇し、2915円になると予測する。世界の紛争が解決するとは思わないが、それが景気を後退させることもないと思っている。その中で、覚醒した日本企業の稼ぐ力を考えれば10%程度の最終増益はそれほど難しい目標ではない。それは為替にも支えられるだろう。26年のドル円相場は1ドル=150〜160円の長期レンジ相場と見るからだ。
また、この世界紛争の継続によって防衛関連銘柄が、今までの「イメージ的人気株」から、現実に計算できる成長性を持つ有望セクターとして認識され始めている。26年の防衛関連銘柄は旺盛な政府需要に支えられ、株式市場から「成長する安定企業」に格上げされるだろう。
日本株は「多くの軸に支えられる」構造に
また筆者の個人的な見方では順位は低いものの、自動車・EV・輸送機器を26年に有望な日本株セクターとして挙げる向きも多い。EV・ハイブリッドの世界需要は底堅く、日本メーカーの利益構造が改善しており、AI×自動車の融合で再評価されるかもしれない。さらに、ライフサイエンス・ヘルスケア(高齢化・医療DX・創薬AI)を挙げるレポートも多い。
つまり、「市場の強さ」を考えるとき、フィジカルAIや金融・内需以外にもまだ多くの軸があるということだ。今回挙げたような相場を読むと、26年の全体像が非常にクリアになるのではないか。
最後に、大発会に際して、エールの意味も込めて、投資家へメッセージをひとこと記しておきたい。26年相場の幕が開いたが、市場は今、構造的な利益成長の波に乗り、かつてない力強さを帯びている。27年までの相場上昇は決して夢ではなく、積み重ねの先にある現実である。投資家こそ、この時代の記録者であり、担い手だ。分散も、選別も、対話も、すべてが未来を形づくる力になる。今年も、知恵と勇気を携えて、一歩ずつ進んでいただきたい。
(当記事は「会社四季報オンライン」にも掲載しています)
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