パリ同時攻撃は「難民受け入れ」が一因だった 実行犯にギリシャ経由で入国した「難民」も

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今回の襲撃により、シリア、イラク、リビアの内戦により増加した数十万人の難民流入とその他移民者をどう扱うかという議論がヨーロッパで一層激しさを増すだろう。 

分裂の可能性の兆しの中で、ポーランドは、その襲撃は、自分の国がEUの移住計画による移住者受け入れ枠を実現できないかもしれないということを意味すると言った。現在ヨーロッパに大量流入している移民の多くはシリアからの難民である。

最近のテロはすべてシリア内の戦争に関連

フランスの首都の路上で起きた大虐殺は、224人の命を奪った最近のロシア旅客機へのイスラム国のテロ攻撃と、43人の犠牲者を出したレバノンでの爆破事件に続いて起こっているが、それらは全てシリア内の戦争に関連している。

マニュエル・ヴァルス首相は、フランスが空襲を停止するつもりは全くないと述べた。トルコのタイイップ・エルドアン大統領は、パリの襲撃は、言葉で対応する時はもう終わったということを示していると述べ、土曜日のトルコでのサミットのために集まった世界のリーダーたちに、テロとの戦いを優先させることを強く迫った。

オランド大統領は1945年以降初めての国家全体の緊急事態を宣言した後、G20サミットでの出席をキャンセルした。フランス代表は外相と財務相がつとめることになる。

治安責任者の緊急会議後の厳粛な対応の中、大統領は「戦争に直面し、国は適切な行動をとらなければならない」と述べた。彼は3日間の国葬を発表した。

半旗が揚げられ、映画館やその他の娯楽施設は閉められた。学校や大学は、月曜日に通常通り再開する。

「フランスは、ダーシュからのこれら野蛮人に対して容赦のない対応をすることになる」とオランド大統領は、イスラム国を表すアラブの頭字語を使って述べた。

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