iPhoneの「通知」がニュースにハックされた! フェイスブック「Notify」が狙うものとは?

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iPhoneの通知は、ただ単に新着情報を知らせるだけではなく、通知をタップしたり、通知からスワイプしてロック解除し、その記事にすぐにアクセスできる。いわば、プッシュ通知をきっかけとしたニュースリーダーといえる。

ただ、通知は記事表示以外の役割も設定されている。iPhoneの通知では、アプリを開くだけでなく、「通知アクション」が利用できる。ロック画面に届いている通知を左にスワイプすると、共有と保存の2つのボタンが現れ、本文を確認しなくても、フェイスブックに共有したり、あとで読むためにキープしておくことができるのだ。

ニュース購読アプリとは一線を画す実験

まずは、好きなジャンルを選択して(左)、その中から好きなメディアを選べばいい(右)

Twitterは、日本のユーザー動向から、公式アプリに「ニュース」タブを導入し、Twitterで話題になっているニュースを簡単に見つけることができる仕組みを備えた。Twitterコミュニティとして、どのニュースに注目するかを測り提供する形態で、ユーザーはTwitterアプリを情報取得ツールとしても、開くようになる。

スマートニュースやグノシーといった、ニュース購読アプリが注目されている点から、ニーズを発見したものと考えられる。ただ、紹介される「注目されているニュース」の内容は、他のサービスと大きく違わない。似たようなニュースを拾いがちな日本のトレンドからすると、Notifyが着目しているのは、少し異なる部分であることが見えてくる。

このアプリが利用しているのは、iPhoneアプリが利用する事ができるiOSの標準機能、「通知」だ。通知が届く際には、iPhoneはバイブレーションとサウンド、そして画面点灯が発生する。前述の通り、記事本文にアクセスするだけでなく、共有や保存、といったアクションを促すことも可能だ。

これによって、フェイスブックはどのようなユーザー情報を取得できるのか。

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