「日本ドラマ史最高レベルのバディ」と評価される可能性? 新大河ドラマ『豊臣兄弟!』まずは「序盤3カ月を見る価値がある」と言える"その根拠"

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23年の「どうする家康」と徳川家康、20年の「麒麟がくる」と明智光秀。

17年の「おんな城主 直虎」と井伊直虎、16年の「真田丸」と真田信繁(主に安土桃山時代)、14年の「軍師官兵衛」と黒田官兵衛、11年の「江~姫たちの戦国~」と江。

09年の「天地人」と直江兼続、07年の「風林火山」と山本勘助、06年の「功名が辻」と千代・山内一豊、02年の「利家とまつ~加賀百万石物語~」と前田利家・まつ、00年の「葵 徳川三代」と徳川家康・徳川秀忠・徳川家光。

1997年の「毛利元就」と毛利元就、そして96年の「秀吉」と豊臣秀吉で、ようやく豊臣家の物語に行き着きます。

さらにそれ以前に放送された豊臣家の物語には、81年の「おんな太閤記」とねね、65年の「太閤記」と豊臣秀吉がありました。

96年に放送された「秀吉」まで豊臣秀吉のイメージは、知恵と度胸で農民から天下人に登り詰めたヒーローであり、日本史上屈指のサクセスストーリーでした。

しかし、97年以降の大河ドラマでは「やっかいな敵」「ずる賢い悪役」というイメージに一変。秀吉に苦しめられる主人公を描くケースが多かっただけに、「ヒーローとして描く30年ぶりの作品」になりそうです。

戦国と令和という「時代のギャップ」を感じづらい作品

しかも今回の主人公は、豊臣秀吉(池松壮亮)の弟・豊臣秀長(仲野太賀)。

「最高の補佐役」と言われる秀長の視点から、戦国時代や戦国武将たち、合戦などの天下統一に至る道のりが描かれていきます。

豊臣兄弟!
気になる登場人物と相関図は……(写真:NHK『豊臣兄弟!』公式Xより)

1つ目の見どころは、秀吉のような大人物ではなく、視聴者に近い感覚を持った秀長による共感度や没入感の高い作品になりそうなこと。

まず、「一生農民でいい」と思っていた秀長が、なぜ兄の誘いに乗って武士になろうと思ったのか――その仕事を選ぶ基準、人生を変える決断。

次に、兄をどのように助け、成功に導いていくのか――仕事の進め方、成果を得る方法。

さらに、織田信長(小栗旬)や松平元康(のちの徳川家康、松下洸平)、その他の戦国武将とどのように接していくのか――同僚、取引先、ライバル企業との人間関係。

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