日本が"唯一の例外"…。『アバター』最新作が"世界で好調"!なのに「日本では出足が鈍い」背景。世界歴代1位&3位シリーズは洋画不況を覆すか
2作目は、1作目の戦いから16年後が舞台。ジェイクはオマティカヤ族の長となり、妻のネイティリと家族を築いた。そこに再び地球人の侵略がはじまり、人間とナヴィの遺伝子を組み換えたハイブリッド戦士が乗り込んでくる。そのなかには、宿敵クオリッチの記憶を移植した戦士がいた。
戦いが激化するなか、ジェイクは家族とともに遥か彼方に住む海の部族メトカイナ族のもとに身を潜めるが、侵略の手が迫り、ジェイク一家の長男が命を落とす。ジェイクとクオリッチは再び一騎討ちを迎えるが、決着はつかず、両者それぞれ危機的な状況を生き延びる。
そして、3作目となる今作が描くのは、2作目のラストから数週間後。長男の喪失の哀しみから立ち直ることができないジェイクと家族は、メトカイナの地から旅立ち、空を行き交う平和な遊牧民の部族トラリム族に出会うが、アッシュ族の襲撃を受ける。
そこに、パンドラの侵略に向けて新たな計画を立てる地球人やジェイクへの復讐を誓うハイブリッド戦士・クオリッチも加わり、ジェイク一家はさまざまな脅威に囲まれ、これまでで最も熾烈な戦いに巻き込まれていく。
日本の初週末は前作7割の出足
12月19日に世界公開された今作は、初週末に北米で興収8800万ドル、中国で興収5760万ドルの大ヒット。全世界興収は3億4500万ドルを突破した。米ディズニーは、日本を除く世界主要市場で初週ランキング1位を獲得したと発表。まずは好調な出足になっている。
唯一の例外となった日本では、初日から3日間で動員25.3万人、興収4.8億円と堅調なすべり出し。ただ、3年前の前作(3日間で動員35.4万人、興収6.5億円)と比較すると、約7割ほどにとどまるスタートになった。


















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