【EVだけじゃない、PHEVの開発にも力を入れる中国自動車メーカー】400万円以下のプラグインハイブリッドSUV、BYD「シーライオン6」の本気度

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BYDとして、日本導入モデル第5段として、12月1日より販売を開始するスーパーハイブリッドSVU「シーライオン6」
BYDとして、日本導入モデル第5段として、12月1日より販売を開始するスーパーハイブリッドSVU「シーライオン6」(写真:BYD Auto Japan)

BYDは、2025年後半になって、2つの驚きを与えてくれた。

ひとつは「RACCO(ラッコ)」なる軽規格のピュアEVの発表。もうひとつは「シーライオン6」というプラグインハイブリッドのSUVの日本発売だ。

あの可愛らしい海の哺乳類の名前を与えられたラッコの発売は26年になるようだが、シーライオン6は早くも日本の路上を走り出した。

【写真】BYDの新型プラグインハイブリッドSUV「シーライオン6」。400万円以下という価格設定で発売(23枚)

プラグインハイブリッドも展開するBYD

BYDといえば、2023年初頭の「ATTO3(アットスリー)」以来、「ドルフィン」や「シール」などを導入。どのモデルもバッテリーでモーターを駆動する方式を採用しているため、ピュアEV専門メーカーと捉えられているふしがある。

実際は、BYDの手がける乗用車のパワートレインは、バッテリー駆動のモーターと、内燃機関を使ったプラグインハイブリッドが、だいたい半々。EV天国のようなイメージの中国だが、私の管見では、都市部にこそいたるところに巨大な充電ステーションがあるが、郊外にいくと、充電器を探すのがちょっと難しくなる。

BEVの担当者によると、中国の都市部におけるクルマ使用者は、エンジン車→プラグインハイブリッド車→ピュアEV、という流れを辿ることが多いんだとか。

いきなりピュアEVというのはハードルが高いものの、プラグインハイブリッド車に乗っているうちに、ピュアEVのメリットを強く感じるようになるという。

プラグインハイブリッドで、EVモードの恩恵を受けるには、日常の充電回数が多めでやや煩雑。中国では電気料金が比較的安いため、ハイブリッド車との価格差が大きくなければ、そのあとピュアEVへ移行するケースが少なくないらしい。

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