【EVだけじゃない、PHEVの開発にも力を入れる中国自動車メーカー】400万円以下のプラグインハイブリッドSUV、BYD「シーライオン6」の本気度

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シーライオン6のスタイリング
シーライオン6のスタイリング(写真:筆者撮影)

日本だと同じようにいかない。むしろ、プラグインハイブリッドのほうが実用的と思える場面が多い。

「日産車のe-POWERのようにエンジンを発電専用にしなかったのは、一貫してしっかりとトルクを出すことで乗りやすさを狙ったためです」。シーライオン6導入のタイミングで、深圳の本社から来日したエンジン開発担当者、ドクター・ルー・チャオ(魯超)は言う。

たしかに、BYDによる日本市場初のプラグインハイブリッドとして、2025年12月1日に発売されたシーライオン6は、市場性が高いモデルとして注目したい。

日本には前輪駆動と4WDの2モデルが導入される。まず入ってきたのは前輪駆動版だ。ドライブの印象をひとことでいうと、非常にスムーズ。箱根周辺を走ったとき、スポーティと感じる場面も多かった。

400万円以下というプライス

中央に15.6インチ高精細大型ディスプレイを採用したシーライオン6のインテリア
中央に15.6インチ高精細大型ディスプレイを採用したシーライオン6のインテリア(写真:BYD Auto Japan)

もうひとつ、シーライオン6の大きな武器は価格だ。前輪駆動版は400万円を切っている。その価格で、居住性が高く、大きな荷室容量で、リッター22.4kmの燃料消費率のSUVが買えてしまうのは、大きなインパクトといえる。

実車に接すると、価格はこなれているけれど、質感は高い。ボディパネルの歪みのないプレス具合にはじまり、ドアの開閉音、室内の素材や作りも質感が高い。

走り出してみれば、静粛性が高い。アクースティックグラスをはじめとする遮音対策が各所に施されている。

もうひとつ、車内の遮音対策として、オーディオを使ってカウンター波を発生させ、ノイズを打ち消すアクティブノイズキャンセリング機構も備える。

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