「巫女」は年末年始でいくら稼ぐのか?金額だけでは測れない、寒さに耐える「神様へのご奉仕」の意外なメリット

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では、「ご奉仕」の対価はどれくらいなのでしょうか。

現実的な数字を見てみると、時給の相場は1000円前後と、決して高い水準ではありません。これは先述した通り、労働というよりも奉仕活動の一環として捉えられているため、給与設定が抑えられる傾向にあるからです。

しかし、年末年始の繁忙期に限っていえば、まとまった収入を得ることは十分に可能です。

たとえば時給1000円で1日8時間勤務し、それを月に12日間こなせば、計算上は約10万円の収入になります。

特に大晦日から元日にかけての深夜や早朝の勤務には特別手当が支給されるケースが多く、体力とスケジュールさえ合えば、短期間で効率よく稼ぐことができる「稼ぎどき」となります。

もちろん、それなりの覚悟も必要です。真冬の神社は想像を絶する寒さです。巫女の装束は伝統を重視しており、生地が薄手であるため、防寒性は高くありません。

屋外の授与所に長時間立つことも多く、貼るカイロを駆使するなど万全の寒さ対策と、寒風に耐える忍耐力が不可欠です。

茶髪・パーマ禁止…厳しい採用条件

誰でも簡単になれるわけではないのが、巫女という仕事の難しいところです。

神聖な場にふさわしい清潔感が何よりも重視されるため、採用条件は一般のアルバイトよりも厳格です。

特に頭髪に関する規定は厳しく、多くの神社で「茶髪やパーマは厳禁」とされています。

たとえ目立たない程度の茶髪やパーマであったとしても、面接や応募の段階で注意を受ける可能性があるため、黒髪のストレートヘアが基本と考えたほうがよいでしょう。化粧についても、派手なものは認められません。

その一方で、興味深い変化も起きています。

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