中華そばのスープは、醤油ベースで、鶏ガラや煮干しでだしを丁寧に取ったもの。澄んだスープは雑味なくあっさりした味付けで、スープの色は濃い茶色ながら塩味は控えめ。れんげですすると、だしのうま味が口の中に広がり、空っぽの胃袋に染み渡ります。
麺は細ストレート麺で、ゆで加減は柔らかめ。やさしい口当たりで、スルスルと吸い込まれていくような軽やかさです。大きめワンタンは、角切りのシャキシャキとした生姜がたっぷりの肉だね入り。つるりとした皮の舌触りと、生姜の歯応えのコントラストも心地よく、さっぱりした味わいです。
あっさりしたスープ、喉越しの良い麺とワンタン。全体を通して「朝に食べるラーメンとは何か」を丁寧に考え抜いた構成だと感じました。「朝でもラーメンが食べたいけれど、重すぎるのはちょっと……」という人にぴったりの軽やかさで、罪悪感も控えめ。胃もたれも気にならず、仕事前でも安心して食べられます。
つじ田ならではの“技あり”卵かけごはん
さらに、サービスの生卵とごはんも付けました。ごはんのサイズは「小ライス」といったところ。生卵は、月見ラーメンにしてもヨシですが、今回は卵かけごはんにしました。



















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