「令和の米騒動」受け…白米よりパックごはんの時代に!? 前年比売上2ケタ増の「マンナンごはん」、カロリー・糖質抑えめだけじゃない"絶好調の理由"
実は、マンナンごはん自体は目新しいものではなく、発売は10年前の2015年。だが、発売当初は売り上げがあまり芳しくなかったそう。
「当時は多くの方が、パックごはんを“非常食”ととらえていました。商品の選択にあたっては健康面の意識よりも、まずは災害時に普通の白米を食べられるかどうかが基準だったのではないかと思われます」
開発に7年をかけたマンナンヒカリ
パック型のマンナンごはんの素材のひとつであるマンナンヒカリは、白米に混ぜて炊く、まったく新しいタイプの米粒状加工食品として登場した。もともとは、産婦人科医からの相談がきっかけで生まれた商品だという。
妊娠中の体重増加は自然なことだが、妊娠高血圧症や妊娠糖尿病を防ぐためにも過度な太りすぎには注意する必要がある。また、ホルモンの影響により便秘に悩まされる妊婦も多い。
そこで同社が着目した食材が、カロリーが低く食物繊維が豊富なこんにゃくだった。白米に近い食感を生み出すために何度も試作を繰り返し、こんにゃく特有のにおいや色味を大幅に調整。開発におよそ7年をかけた。
「発売以降も、何度もリニューアルを重ねています。以前よりさらにおいしくなっている、とお客様相談室に嬉しいお声も届いています」
マンナンヒカリの実物を見てみると、やや粒は小さいものの、形や色は白米そのもの。炊飯後は水分を吸って米とほぼ同じ大きさになるため、ごはんの粒と見分けがつかない。マイサイズのパックごはんでは、このマンナンヒカリと富山県産こしひかりをブレンドしている。米の産地が明記されていることも、消費者の安心感につながっているようだ。



















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