「令和の米騒動」受け…白米よりパックごはんの時代に!? 前年比売上2ケタ増の「マンナンごはん」、カロリー・糖質抑えめだけじゃない"絶好調の理由"

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マンナンごはん
「マンナンごはん」は都内のスーパーでも上段の目立つところに配置されていた(写真:編集部撮影)

食の多様化やライフスタイルの変化で日本人の米消費量が減り続けるなか、これに反比例するかのように好調なのが包装米飯、いわゆる“パックごはん”市場だ。

ここ60年間において、米の消費量は右肩下がりで推移。農林水産省のデータによると、2024年のひとりあたりの米消費量は年間53.4㎏。1962年の118.3㎏に比べ、半分以下にまで減った。

一方、この10年でパックごはんの生産量は倍増。『サトウのごはん』でおなじみの業界最大手・サトウ食品では2025年の4月期でパックごはんの売り上げが292億円を超え、過去最高に。順調に推移を続けている。

前年比売上げ2ケタ増!『マンナンごはん』とは

最近では白米にとどまらず、玄米ごはんや雑穀米ブレンド、もち麦入りなど各社が趣向を凝らしたラインナップを展開。そのなかでひときわユニークな存在感を発揮しているのが大塚食品の『マンナンごはん』シリーズだ。

「2025年度の売り上げは前年比で2ケタ増を記録しました。昨年から騒がれている“令和の米騒動”で米価格が高騰し続けるなか、数キロ単位で購入する精白米に比べ、単価が安いパックごはんの需要が伸びたことも後押しとなっているようです」と語るのは、同社の製品部レトルトチームマイサイズ担当PM・阿部一世さん。

マンナンごはんとは、大塚食品が開発した、こんにゃく生まれの米粒状加工食品『マンナンヒカリ』が配合されたパックごはんのこと。いくつか種類があるが、特に好調なのがカロリー計算がしやすい『150kcalマイサイズ マンナンごはん』だという。

お茶碗に軽く1杯ぶんの140gで、糖質・カロリーを抑えた150kcalを実現。さらに食物繊維は4.7gと、メタボ対策やダイエットを意識している消費者には嬉しい設計だ。

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