「令和の米騒動」受け…白米よりパックごはんの時代に!? 前年比売上2ケタ増の「マンナンごはん」、カロリー・糖質抑えめだけじゃない"絶好調の理由"

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

「健康意識が高まったコロナ禍の頃から順調に成長してきました。これまでは主に50~60代の女性を中心に支持をいただいていましたが、今年は20~40代の女性のお客様の割合が前年比で17%アップしました。好調の要因のひとつと考えています」(阿部さん・以下同)

ごはんと合わせて250kcal、マイサイズソースも人気

マイサイズシリーズでは、マンナンごはんと相性のいいレトルト食品も展開している。欧風カレー、親子丼などの定番ものから、女性人気の高いチーズリゾットの素、ちょっと珍しい蟹のあんかけ丼など、レギュラーは全12種類。

市販のレトルトカレー製造に世界で初めて成功した大塚食品の技術力をもって、全種類1食あたり100kcal、塩分2g以下設計を実現した。

マイサイズシリーズ
マンナンごはんに合うよう開発されたマイサイズシリーズのソースは全12種類。湯せんの必要がなく、箱のままレンジで温められる仕様も好評(写真:大塚食品)

「遅くまで働く20~40代女性が増えている社会背景を受け、春ごろから“夜遅ごはんも我慢しない!”というコンセプトのもと、地下鉄のつり革広告や店頭販促、SNSなどでキャンペーンを展開してきました。これがきっかけで認知度が高まり、年齢層の拡大につながっています」

マンナンごはん看板
“夜遅ごはんも我慢しない!”を謳った看板を設置している店舗もあるという(写真:大塚食品)

平日夜の仕事帰り、おなかは空いているけれど、この時間に“ガッツリ”食べるのは気が引ける……という女性は多い。「何を買おうかな」と悩みつつ、閉店間際のスーパーに立ち寄っても目ぼしい弁当や総菜類はほとんど売り切れていて、選択肢すらないこともしばしば。

そんなとき、ソースとごはんを合わせても250kcalで満足できるマイサイズシリーズなら罪悪感なく食べられるというわけだ。

スーパーによっては、マイサイズのソース専用什器をレトルトコーナーではなく、あえてパックごはんコーナーの横に設置している店舗もある。阿部さんによると「ユーザーの6割は女性客で、マンナンごはんとセットで買っていかれるお客様も多い」という。

マンナンごはん
あえてパックごはんの隣に専用什器を設置することで買い物客の目につきやすく、マンナンごはんとのセット販売が期待できる(写真:編集部撮影)
次ページ約10年前の発売当初は売り上げに苦戦
関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事