「すぐ話を盛るのに好かれる人」が"絶対にしない"話の展開 "コミュ障"でもマネできる《3つのポイント》

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もちろん失敗ではなく、成功話も内容によって聞き手の興味をそそります。ただ、それが自慢話にならないように注意します。

「自分はこれで成約した!」

「誰もできなかったことを自分はこうやってできた!」

「こうやってナンバーワンになった!」

こうした成功話は、うまくいった秘訣やそこに至るまでのプロセスを具体的に話すようにします。間違っても、手柄話を大げさに話すようなことにならないよう気をつけましょう。

差がつく雑談のポイント②
失敗話からの教訓は聞き手には強く残る

噂話をする人は信用されない

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『差がつく雑談 できる人が実践している伝え方』(三笠書房)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

仕事上の雑談での第三者に対するネガティブトークはタブーです。

たとえば、そこにいない人のネガティブな噂話をする人は面白おかしく話しているつもりでも、それを聞く側はあまりいい気がしません。

何より、他人の噂話をするような人は信用されません。

人の器が小さいとか、性格が悪いといった評価になりがちなので、信頼や信用を築くことを目的とする雑談では決して良いことではありません。

「あの人、こんな噂が立っているんですよ」

「あの人、以前大きな問題起こしたって知ってました?」

「あの人、部下からの評価最低なんですって」

こんな話は「ああ、そうですか」と返されるだけで、そもそも雑談のラリーになりません。

また、ネガティブトークは自分の評価を下げかねないことに注意しましょう。とくに、人格否定になる悪口は絶対にタブーです。

人の悪口や噂話が出たら「そうですか」と受け流します。それが愚痴だったら「大変だったんですね」と相手に寄り添う言葉をかけます。ただ、愚痴が長引きそうだったら、「その話はまた今度聞きますね」と、やんわりと拒否の姿勢を見せるのがいいでしょう。

差がつく雑談のポイント③
悪口や愚痴に同調すると自分の評価も下がる
河上 純二 ビジネスコンサルタント、JYLINK代表取締役

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かわかみ じゅんじ / Junji Kawakami

株式会社JYLINK代表取締役。1994年、中央大学法学部卒業後、株式会社丸井入社。その後、デジタルハリウッドでデジタル技術を学び、97年より外資系企業にて新規インターネットビジネスの立ち上げにプロデューサーとして参画後、株式会社USENにてインターネット事業部門責任者、株式会社medibaにて新規モバイル事業立ち上げ責任者、株式会社D2Cでコンシューマ事業部門長を歴任。2017年に株式会社JYLINKを創業、代表取締役に就任。さまざまな企業の顧問・アドバイザーとして15社の経営に参画しIT業界の発展に貢献中。経営者トークライブ番組「JJの部屋」、FMラジオ番組「大人のミライ」パーソナリティ。グローバルITメディア「Ubergizmo」オフィシャルジャーナリスト。スタートアップピッチイベントのコメンテーター。著書に『10年後に活きる人脈のつくり方』(日本能率協会マネジメントセンター)がある。

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