自己啓発本を何冊も読むより"学びになる"時間の使い方――「大切な人と2人で一流フレンチ」の経験が対人スキルを高めるワケ

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いずれも日本を代表するフレンチで、ディナーはほとんどのお店が1万~2万円台。最近の超高額店と比べてもレベルはそん色ない、というか総合力は上で、この価格でいただけるなら絶対にお勧めです。

さらに嬉しいことに、どのお店もランチ営業をしています。価格も少し優しくなりますし、昼下がりのフレンチはなんだか気持ちに余裕もできるので最高でしょう。

「予約は電話で」がいい理由

予約の際は、なにかの記念日なら必ずお店に伝えてください。

最近はネット予約が盛んですが、そこにもメッセージを書く欄があります。お店側にとっても、事前に情報をもらえるのはすごく助かります。心構えができますから。

電話の際はできるだけ明るい声で簡潔に伝えましょう。

予約の声でどういう人か想像するし印象も変わりますと、複数の飲食店関係者から聞いたことがあります。だからといって、やたらと丁寧に話して相手の時間を消費するのはもちろんNGです。

以前、ある高級店でアイドルタイムに取材をしていたのですが、なんだかサービスの皆さんがウキウキしていました。尋ねたら、窓際の席を指し「あのテーブルを予約しているお客様が、今晩プロポーズをなさるんです」と。あきらかにみんなで成功させよう! と気合が入っていました。

私たちにとって、ハレの日のレストランというのは特別ですが、そこで働く人にとっては実は日常なんですよね。ですから、このように彼ら彼女らにも非日常を感じさせ、味方につけられると、より高揚感を作れることになります。

お店にはできれば一緒に入りましょう。

ウエイティングがあるレストランなら、そこで待ち合わせればいいのですが、なければ、たとえばホテルのバーでマティーニを1杯引っかけて行ってもいいかもしれません。お店に行く前から非日常を演出すると、より高ぶるではありませんか。

入店したら、男女であればテーブルまで歩く際は女性が前です。

オーダーは、とにかくまずサービススタッフと会話をしましょう。「今日は暑いですね」でもなんでもいいのです。目的は相性を確かめ、力量を探ること。そう、剣豪同士が剣を構えて向かい合うかのような感じです。

有能なギャルソンなのか、それとも単なるお運びさんなのか。言葉を交わせば、なんとなく感じると思います。

前記のようなレベルのレストランであればスタッフの質は高いですが、ハレの日の舞台の共演者でもあるので、早くからコミュニケーションを取ることは本当に大事です。

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