今年から「新年金制度が段階的に施行」も、制度への不安が「いつまでも消えない」根本原因とは?――国民をあおる"三悪人"の正体
最後、3つ目の理由は、「年金を間違って理解しているから」です。最終的に私は年金不安の根本原因は、ここに行き着くのではないかと考えています。
もし年金不安の理由が「年金をよく知らないこと」であれば、これは割と簡単です。知らないなら教えてあげればいいからです。
間違って理解している
“知らないこと”よりも厄介なのは、“間違って理解している”ということです。何せ本人は、わかっているつもりですから、そもそもそれを覆すのが大変です。
それに人は自分が知っていることを否定されたり訂正されたりすると、あまり良い気分にはなりません。そこでいくら正しい知識を伝えようとしても反発されてしまう、つい最近まではそういうことの繰り返しでした。
私もいろんな雑誌やコラムで年金に関する記事を書くと、コメント欄の反発はすさまじいものがありました。殺害予告すら受けたことがあります(さすがにこれは警察に通報しましたが)。
ところが最近は少し風向きが変わりつつあります。数は少ないものの、今まで年金についての正論を述べてきた方々の地道な努力が報われてか、マスメディアも論調に変化が見えます。
以前であれば、年金破綻論を唱える学者や評論家の人たちの言説が大きく取り上げられていましたが、最近はめっきりと減ってきました。
残念なことに彼らの話は根拠が弱く、エビデンスに欠けるところがありますので、取り上げられにくくなったのではないかと思います。
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