「男性のエスコートを待っている時代ではない」年収1500万超の女性が結婚相手に選んだ相手

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「デートでは男性がご馳走するのが当たり前」と考える女性は今も変わらずいます。そういった女性は高いレストラン、高いコースを指定する人が少なくありません。男性にしてみればたまったものではありません。婚活では3人ほどのお相手と同時進行で仮交際をするのはふつうのこと。ディナー代が仮に毎回4万円として、毎週デートをすれば4万円×3人で週に12万円。1カ月で48万円になってしまいます。年収1000万円だったとしても、そんな金額を毎月使えるわけがありません。しかし、自己中心的な女性たちは、そういった男性側の事情がまったく理解できない。

特に、年収がそれほど高くない女性はそのような傾向が強いように思います。高年収の女性たちは、職場で男女関係なくバリバリ仕事をしていて、「自分の食べたものは自分が出すのが当たり前」という感覚を持っていることが多いですね。同じ女性であっても価値観には大きな差が生まれています。

古い価値観をアップデートできていない女性たちは、婚活に苦戦します。結婚相談所のアドバイザーが今の男性の懐事情を説明しますし、彼女たちも頭では分かっているようです。それでも実際にワリカンにされると、感情的に受け入れられないのです。

「共働き」を提案されて破局

40代女性の優美さん(仮名)は年収300万円ほど。年収700万円の40代男性・誠さん(仮名)と順調に交際が進んでいました。結婚を見据えて生活費の話題になった時のことです。誠さんが「ゆとりある生活のために共働きでいよう」と言いました。ごく普通の提案です。

ところが、優美さんはカチンと来てしまい、「誠さんとは別れます」と言い出しました。彼女の言い分を聞くと、「働くことは好きだけど、強制されると腹が立つ」「自分の収入を当てにされた気がする」と言うのです。「結婚は共同生活。お互いにお金を入れるのは当たり前ですよ」と説明してもまったく受け入れません。「働くことはお好きなんですよね? では、収入はどうするつもりですか」と質問すると、「自分のために使いたい。生活費は男性が負担すべき」と優美さん。結局、誠さんとは破談になりました。

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