意外と簡単!!汁までゴクゴク飲めちゃう「水キムチ」の作り方。"きゅうり・大根"の定番と"パプリカ・フルーツ"のアレンジ版の2種類を紹介

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また、塩は発酵調味料ではありませんが、野菜の水分を引き出したり、雑菌を抑えて乳酸菌の活動を助けたりする働きがあり、発酵において大切な役割をになっています。精製塩ではなく、海塩(海水100%を原料に作られたもの)を使ってください。

ほかに、豆乳ヨーグルトもあると発酵ごはんの幅が広がります。水切りして「乳清」とともに活用でき、乳製品でお腹がゴロゴロする人でも安心です。

豆乳ヨーグルト
豆乳ヨーグルト(写真:『白崎茶会の発酵ごはん』より)

汁までゴクゴク飲める最強水キムチ

サラダ感覚でもりもり食べられる水キムチ。

野菜や薬味のアクを入れないのがポイントで、汁をゴクゴク飲めるおいしさは手作りならでは。きゅうりと大根の水キムチは青唐辛子でピリッと、パプリカとフルーツの水キムチはほんのり甘いです。

水キムチ
保存の目安:冷蔵で4~5日間(写真:『白崎茶会の発酵ごはん』より)
きゅうりと大根の水キムチ
【材料(作りやすい分量)】
きゅうり……2本(正味200g)
大根……150g
塩……小さじ1と1/3くらい(7g)
みょうが……2個
にんにく……1かけ
しょうが……1かけ(15g)
青唐辛子(またはたかのつめ)……1~2本
A  酢……大さじ2
  甘酒(濃縮タイプ)……大さじ2※
    しょうゆ(あれば薄口しょうゆ)……大さじ1
    塩……小さじ1
乳清(下記参照)……100~150mL
【乳清の作り方】
乳清とはヨーグルトを水切りして出た水分のこと。
ボウルにザルをのせてキッチンペーパーを敷き、豆乳ヨーグルト400gをのせる。30分ほど放置すると、下に乳清がたまっているのでほかの容器に移す。必要な分量になるまでさらに水切りする場合は、キッチンペーパーを畳んでその上に皿などで重しをして冷蔵室に置く。
※ストレートタイプの甘酒を使う場合は100mLにし、工程⑤で加える水の量を減らす(乳清と水を足して200mLにする)。
※水切り豆乳ヨーグルトは、野菜のディップにしたり、はちみつをかけてデザートにしても。

【作り方】

①きゅうりは長さを3等分にしてから、縦に8等分する。大根はきゅうりと同じくらいの大きさの細切りにする。

②野菜に塩を振ってよくなじませ、塩が全部溶けるまで置いておく。

塩をなじませる
(写真:『白崎茶会の発酵ごはん』より)

③みょうがは縦8等分に切る。にんにくとしょうがは千切りにする。青唐辛子は2つ割りにして種をとり除く。

④みょうがとしょうがをザルに入れ、熱湯を回しかけ、よく水気を切っておく(※水キムチの漬け汁の後味がすっきりとしておいしくなり、みょうがの色もよくなる)。

熱湯をかける
(写真:『白崎茶会の発酵ごはん』より)
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