大事なのは、相場が15%下がったときは、例外なく、すぐに株を売るということだ。そうしなければ、損失の回避効果でより大きな損失が出るということをよく理解しているからだ。だから、あなたも投資をはじめる前にまずは損切りの基準から決めてほしい。
ミスを防ぐのは「自分なりの基準」
その反対も同じだ。あなたが買った株の相場が30%上がったら、もちろんうれしいだろう。
「もう少し待ったら、もっと上がるかもしれない」と思って売らずにいる人も多いけれど、そういう安易な態度をとっていると、ある日突然、相場が急落するのを目にすることになる。
だから、長期的に保有する株式でないかぎり、まずは「何%上がったら必ず売る」と上限を決めてから投資をはじめなければならない。
ちなみに、先ほど紹介したレポートによると、お金持ちは相場が23%上がったら売っているそうだ。
大事なのは、損失であれ利益であれ、自分で基準を決めること。それが目まぐるしく変動する株式市場に流されないですむ方法だ。
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