「マンションは高すぎて買えない」という人が《お金持ち》になれない最大の理由

✎ 1〜 ✎ 53 ✎ 54 ✎ 55 ✎ 56
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
(写真:まちゃー /PIXTA)

個人の不動産相談を受けるようになって5年以上が経過した。相談を受ける際には年収や資産状況を聞いているので、資産形成のパターンは多く把握できるようになった。20代の方は資産が相対的に少ないが、うまくいっている人も中にはいる。重要なことは、どのパターンが資産形成額が大きく、かつ再現性が高いか、その組み合わせである。

ベンチャー企業で上場を目指すのは1つの方法となる。しかし、その上場確率は非常に低く、約1%程度と言われている。一攫千金の額は億単位だが、確率は低い。自分が創業したなら夢を追うのもいいが、役員や従業員では得られる金額が限定的になる場合もある。

出口戦略としてM&Aになるケースも多いが、その際は主要メンバーでなければ株の売却益を得られないことが一般的だ。この意味で、20代にはハードルが高い方法と言える。

手元資金が少なくても資産を増やすには

次に、株式などの投資でうまくいったケースがある。特にアベノミクス以降の金融緩和の影響で、株式市場で資産を築いた方は多い。その額は数百万円から数千万円に及ぶが、その人の年収や年齢に比例している傾向が強い。なぜなら、こうした金融資産は、元手となる資金の大きさに比例しやすいからだ。大きく増やすには暗号資産など値動きが大きい商品の活用もあるが、失敗リスクも高く、運の要素も強くなるため、確実性に欠ける。

最後に、不動産がある。不動産と言うと、不動産投資を想像する人が多いが、不動産投資では借入金利が高い人はほぼ勝てない。利回りに対して、その多くが金利で消えてしまうからだ。ただし、金利を低く借りる方法がある。それが自宅購入になる。早い時期に家を購入した人は、資産形成額が膨らみやすい。

また、自宅購入では手元資金が少なくてもレバレッジが効く。レバレッジとは、少ない自己資金で自己資金以上の大きな金額の取引を行う仕組みであり、住宅ローンがその役割を果たす。

次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD
マーケットの人気記事