外国人客｢爆買い｣の最前線！ ドンキで売れまくる､日本人は気づかない"神商品"ランキング

海外でのウイスキーの飲み方（全体の傾向）をメーカーにも聞いてみた。

「欧米では食事中にウイスキーやハイボールを飲む習慣はまだほとんどありませんが、アジアでは『ハイボール』が徐々に広がりつつある状況です。特に韓国やタイではもともとウイスキーを炭酸で割って食事中に飲む文化があったこともあり、ハイボールが定着してきています」（サントリーホールディングス広報部）

食生活の変化で洋酒への関心が高まり、コスパの良さも人気を後押ししたようだ。

美容意識の高い韓国人客

同部門2位は「フィーノ プレミアムタッチ 濃厚美容液ヘアマスク」（230グラム）、店頭価格は「698円＋税」だった。

メーカーのファイントゥデイは2021年に資生堂のパーソナルケア部門が独立して設立された会社。商品パッケージも資生堂時代の世界観を受け継いでいる。

赤×シルバーの容器「フィーノ プレミアムタッチ 濃厚美容液ヘアマスク」（撮影：梅谷秀司）

「傷んだ髪の補修に人気のヘアケア商品で6種類の美容成分が配合されています。もともとトリートメントの売れ行きは良いのですが、この商品は韓国や中国のSNS上でブランド力やコスパの良さが頻繁に取り上げられて支持を集めました」

韓国人の美容意識の高さは有名で、スキンケアのBBクリーム（保湿・日焼け防止・メイク下地・ファンデーションなどを1本でこなす商品。発祥地はドイツ）を広めた国だ。

同部門4位の「ライオン 休足時間」（18枚入り） も韓国人は支持。1996年に日本で発売された“足に貼るシート”として人気の商品だ。日本で購入するほうが割安といわれ、今回は「698円＋税」だった。

疲れた足のケアで知られる「ライオン 休足時間」（撮影：梅谷秀司）