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「議論しても無駄」は本当だった? 共和党と民主党、支持者の"脳の構造"は本当に違う

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  • 瀧口 友里奈 経済キャスター
  • 暦本 純一 東京大学大学院情報学環教授、ソニーコンピュータサイエンス研究所フェロー・チーフサイエンスオフィサー、ソニーCSL 京都リサーチディレクター、博士(理学)
  • 野村 泰紀 カリフォルニア大学バークレー校教授
  • 合田 圭介 東京大学大学院 理学系研究科 教授
  • 加藤 真平 ティアフォー代表取締役CEO

INDEX

アメリカ社会の分断の原因は、共和党支持者と民主党支持者の脳の構造の違いにある?(写真:koya979/PIXTA)
アメリカの深刻な政治的分断は、単なる意見の対立ではないかもしれません。MRIで共和党支持者と民主党支持者の脳を調べた結果、その構造や機能に明確な違いが発見されました。
もし、政治的思考が脳の構造に影響を受けるなら、私たちの対話は「時間の無駄」なのでしょうか? 『東大教授の超未来予測』より一部抜粋のうえお届けします。

脳の構造で支持政党が決まる可能性

瀧口:続いて合田先生からいただいたのが「共和党支持者と民主党支持者の脳の構造は違う?」というテーマですが、これはちょっと驚きです。

合田:これは昨今話題になっているトピックですが、長年研究されてきた分野です。民主党も共和党もアメリカの政党ですが、お互いにディスり(相手を否定・侮辱し)まくって、まったく議論にならない。

瀧口:アメリカでは社会の分断が深刻になっていますよね。

合田:そこをもう少しサイエンス的に調べられないかという考えがベーシックにあります。MRI(磁気共鳴画像装置)で民主党支持者と共和党支持者の脳の画像をたくさん撮って調べたら、実は脳の構造が違うことがよく分かったんです。

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【脳の構造が違うから、議論は無意味かもしれない⁉】

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