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「議論しても無駄」は本当だった? 共和党と民主党、支持者の"脳の構造"は本当に違う

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  • 瀧口 友里奈 経済キャスター
  • 暦本 純一 東京大学大学院情報学環教授、ソニーコンピュータサイエンス研究所フェロー・チーフサイエンスオフィサー、ソニーCSL 京都リサーチディレクター、博士(理学)
  • 野村 泰紀 カリフォルニア大学バークレー校教授
  • 合田 圭介 東京大学大学院 理学系研究科 教授
  • 加藤 真平 ティアフォー代表取締役CEO
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野村:そういう比較研究をやると、この仮説が正しいかどうかが分かってくると思うんですよ。日本でも、いわゆる政治的に左派か右派かは途中ですごく変わる人もいます。有名人でもそうです。だから、実情はたぶん両方なんでしょうね。100%遺伝の現象も、100%後天的現象もあまりないでしょうから。

では、議論を「時間の無駄」と切り捨てられるか

加藤:ところで、そういう脳の構造が違う人同士が議論することには、あまり意味がないんですかね。今の話だと、全然分かり合っていないので。

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合田:ブルーエクストリームの人とレッドエクストリームの人が議論しても、たぶん意味はない。ただ、ブルーかレッドかを決めかねている人には、議論する意味があるのかなと思います。アメリカでは、スイングステート(揺れる州、激戦州)には、民主党側になるか、共和党側になるか決まっていない中間層がいるので、そこら辺には影響力があるかもしれないですね。

加藤:その一方で、民主党と共和党はそもそも意味がない話をしている可能性がある、ということですね。

合田:議論するのは膨大な時間の無駄かもしれない。

野村:でも「我々はこういう考えだ」と示すぐらいの意味はある。とがってない意見ですが(笑)。

合田:互いに違うことは理解できる。

加藤:少なくとも有権者からすると、選択ができるのは良いことかもしれませんね。

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