「日本で30人」名門ホテルの凄腕コンシェルジュが提供する"至高"の体験
ファンになってもらう
1929年、フランスで発足したホテルのコンシェルジュのネットワーク組織「レ・クレドール」。世界80カ国以上で約4000人が会員になっているが、会員になるのは極めて難しいことでも知られる。実際、日本にはわずか30人の会員しかいない。
そのうちの一人が、東京ステーションホテルにいる。チーフコンシェルジュの森(もり)マリーアントワネットだ。コンシェルジュというと、デスクに座ってゲストの要望に応える、というイメージが強いが、凄腕のコンシェルジュとなると、そうではないらしい。
「ファンになってもらう、ということを自分のミッションに掲げています。海外からのお客様なら、数ある国の中から日本を選んでくださっているわけですよね。しかも、日本中に見所があるのに東京を選んでくださって。さらに、東京にはいろいろなホテルがあるのに、東京ステーションホテルを選んでくださった。来てもらったのだから、日本人のお客様も含めて、絶対にファンになってもらおう、と思っているんです」



















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