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「言われたことしかやらない子」の悲惨な末路。わが子をAI時代の指示待ち人間にしない、親ができる最高の質問とは?

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  • 三浦 慶介 株式会社グロースドライバー代表取締役社長
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鍵となるのは、日常的に「問いを立てるクセ」をつけることです。

何をするにも目的を理解し、どうすべきかを自分で考えられる力を身につけることが重要です。

親の声かけには、子供の思考を引き出す3段階の質問レベルがあります。

レベル1:指示
「宿題をやりなさい」 → 子供は何も考えず、言われたことだけをやる
レベル2:確認質問
「宿題やった?」「明日の準備した?」 → 問いかけてはいるがYes/Noで答えられるため、思考が浅い
レベル3:目的思考を引き出す質問
「明日はどんな一日になりそう?そのために今日やっておくことは?」 → 子供自身が目的を考え、必要な行動を導き出す

レベル1の指示ばかりをしていると、子供は自分の頭で考えるクセがつかず、逆に「何か言われるまでは何もしなくていい」と考える習慣が身についてしまいかねません。

大事なのは、レベル3の質問のように自分の頭で考えるきっかけを与える質問をすることです。

ただし注意点として、いつもレベル3の質問をするのがよいとも限りません。

毎回頭を使うのは、子供にとってもストレスになるものです。適度なバランスをみて、少しずつレベル3の質問を増やしていくほうが子供には順応しやすいでしょう。

自分の頭で考えないと、AIは使いこなせない

「そんなことしなくても、AIが勝手に考えて動いてくれるんじゃないの?」と思う人もいるかもしれません。しかし、それは深刻な勘違いです。

AIはあくまで、指示に沿って動きます。

例えば「良い資料を作って」と指示しても、本当に“良い”資料が作られることはまれです。

なぜなら、「良い資料とは何か」を指示していないためです。

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【目的を明示し、どんな要素を満たすべきかを指示する】

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