海外の寒さで徹底検証してわかった!ワークマン《着る断熱材》が"最強アウター"と呼ばれる理由──2900円の本気クオリティに驚いた

✎ 1〜 ✎ 16 ✎ 17 ✎ 18 ✎ 19
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

中に着たのはヒートテックのタイツとシャツ、YONEXの半ズボン、半袖シャツだ。3℃という温度に対してかなり軽装であるが……。

ワークマン XShelter
プラハ滞在中のファッション。ヒートテックのタイツとシャツ、YONEXの半ズボン、半袖シャツの上からXshelterを着るスタイルだ。ちなみに、プラハの歴史地区は1000年以上の歴史を持ち世界遺産に登録されている。とどのつまり「ヨーロッパの京都」といった街並みだ(筆者撮影)
プラハ午前9時の気温(筆者撮影)

結論からお伝えすると、「あ、これ全然余裕でいけるわ!」といった嬉しい悲鳴を上げた。寒いと感じることはまったくなく、むしろ脇汗を少しかいてしまうくらい暖かった。

これはXShelterが素晴らしい防寒力を誇っている証明であり、インナーやパンツなど、XShelter以外の部分にヒートテックという保温性の高いものを着たことも良かった。それにより、荷物は少なく軽装で身動きしやすいのに、しっかり防寒できた。

なおXShelterには8つの機能性(断熱・吸光発熱・保温・軽量・耐久撥水・ストレッチ・袖調整可・反射材付き)があるのだが、今回の検証で私は「吸光発熱の効果がものすごく高いのではないか?」という感想を抱いた。これは私が着用したXShelterが黒色だったことも影響しているかもしれないが、日が差しているときの3℃と日が沈んだときの3℃では、体感の温度に大きな差があったのだ。

けれどご安心いただきたい。プラハでは夜間に気温が0℃まで下がったが、このとき下半身に追加でスウェットを装備してみた(つまり、ヒートテックのシャツとタイツの上にYONEXの半ズボン、半袖シャツを重ね、その上にさらにスウェット下とXShelterを着用した形だ)。

その結果、衣服内は寒さとはまったく無縁。快適に屋外で過ごすことができた。なお旅の途中で小雨に降られたときは、同製品の撥水性がしっかり機能してくれた。リュックに突っ込んでも目立つようなシワは付かなかった。

ワークマン XShelter
ハンガリーで小雨に降られたときに撮影。肩まわりに付着した雨水が衣服に吸収されず、表面で撥水しているのがわかる(筆者撮影)

軽くて収納しやすいのも魅力

XShelterの魅力は防寒力だけでなく、軽くて収納しやすくしわになりにくいことだ。だからリュックの中に入れておき、「ちょっと寒いな」というときに出したりしまったりしやすい。

筆者は日本からヨーロッパへ移動する飛行機の中では、上はエアリズム、下はスウェットをはいて過ごしていた。

次ページ寒くも暑くもない快適な温度を保ってくれるXShelter
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事