中に着たのはヒートテックのタイツとシャツ、YONEXの半ズボン、半袖シャツだ。3℃という温度に対してかなり軽装であるが……。
結論からお伝えすると、「あ、これ全然余裕でいけるわ!」といった嬉しい悲鳴を上げた。寒いと感じることはまったくなく、むしろ脇汗を少しかいてしまうくらい暖かった。
これはXShelterが素晴らしい防寒力を誇っている証明であり、インナーやパンツなど、XShelter以外の部分にヒートテックという保温性の高いものを着たことも良かった。それにより、荷物は少なく軽装で身動きしやすいのに、しっかり防寒できた。
なおXShelterには8つの機能性(断熱・吸光発熱・保温・軽量・耐久撥水・ストレッチ・袖調整可・反射材付き)があるのだが、今回の検証で私は「吸光発熱の効果がものすごく高いのではないか?」という感想を抱いた。これは私が着用したXShelterが黒色だったことも影響しているかもしれないが、日が差しているときの3℃と日が沈んだときの3℃では、体感の温度に大きな差があったのだ。
けれどご安心いただきたい。プラハでは夜間に気温が0℃まで下がったが、このとき下半身に追加でスウェットを装備してみた(つまり、ヒートテックのシャツとタイツの上にYONEXの半ズボン、半袖シャツを重ね、その上にさらにスウェット下とXShelterを着用した形だ)。
その結果、衣服内は寒さとはまったく無縁。快適に屋外で過ごすことができた。なお旅の途中で小雨に降られたときは、同製品の撥水性がしっかり機能してくれた。リュックに突っ込んでも目立つようなシワは付かなかった。
軽くて収納しやすいのも魅力
XShelterの魅力は防寒力だけでなく、軽くて収納しやすくしわになりにくいことだ。だからリュックの中に入れておき、「ちょっと寒いな」というときに出したりしまったりしやすい。
筆者は日本からヨーロッパへ移動する飛行機の中では、上はエアリズム、下はスウェットをはいて過ごしていた。



















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