海外の寒さで徹底検証してわかった!ワークマン《着る断熱材》が"最強アウター"と呼ばれる理由──2900円の本気クオリティに驚いた

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ネットには「コスパ最高」「軽くて着やすくて暖かい」といった高評価の声で溢れているが、レビューの中には「やっと買えた」「買えました!」など、在庫不足を示唆するようなコメントも散見される。実際、2024に生産したXShelterシリーズ40万点はすぐ完売。手に入らなかった顧客から、おしかりと落胆の声が数多く寄せられ、かえって顧客満足度を下げる形になってしまったという。しかし今年は「衝撃の本気生産」と称して、社運を懸ける覚悟で125万点を生産。充実の在庫量でワークマンは冬の到来に備えている。

では、果たしてそのXShelterの実力は本物なのか…!?

今回私はアウターシリーズ最安値、税込み2900円の『XShelter断熱βライトウォームジャケット』を検証することにした。これを装備して、最低気温0~10℃のヨーロッパ4カ国(ハンガリー・ルーマニア・ポーランド・チェコ)の1週間旅に出る。

日本より先に冬の足音が近づいてきているヨーロッパ。現地の人たちはダウンやコートを着たり、手袋やマフラーを着けている中、噂のXShelterの防寒力はどうだったのか。正直な感想をお届けしたい。

ワークマン XShelter
筆者が着用したXShelter(筆者撮影)
ワークマン XShelter
2025年10月のチェコ・プラハ。最低気温は0℃だった(筆者撮影)

外気温3℃「ヒートテック+XShelter」正直な感想

旅の中で、私はXShelterを装備して、日中の気温が3℃しかない、チェコのプラハの歴史地区をブラブラと歩いてみた。同製品はポリエステル100%で作られているが、フカフカした着心地で、重さはパーカーと同じくらい。伸縮性があり動きやすい、が、熱を逃がさない構造になっているせいか、腕回りなどはややタイトめの作りになっている。身長167.8センチの私は、サイズ表に照らし合わせるならMサイズが適切だが、個人的にはLサイズのサイズ感でちょうどいい。

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