"けんせつ小町"たちは、今日も現場で奮闘中 「男の世界」で働く女性が必要としていること

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この現場には、研修で入社一年目の女性も出ている。「仕事以外の話もする」という仲。現場で明るく元気よく働く伊藤さんは、頼もしい会社の先輩だろう。伊藤さんが入社した年、大林組は約10人の女性の施工職を採用したが、その後も継続して同数程度の採用を継続している。

「週休2日制にしてほしい」

「週休2日制」にしてほしいという伊藤さん(撮影:大塚一仁)

建築現場で女性がもっと働き安くなるためには、と問いかけると、「個人的な意見」と前置きした上で、「週休2日制にしてほしい」という要望が返ってきた。日曜日は休みだが、土曜日は隔週で働いているのが現実だ。

その休みも現場によっては祭日も出勤しなければならない。本社の事務職が、お盆や年末年始といった公休が多いことに比べると、休みは少ないという。

将来の結婚、出産、育児のことを考えると、現場監督という仕事には不安がある。それでも「現場で働き続けたい」(伊藤さん)という。

ここ数年、業界では「女性活躍推進」を掲げているが、現場で働く”けんせつ小町”たちへの処遇には改善の余地がある。業界として、また企業としてどこまでサポート体制を敷けるのか。「男たちの世界」といわれた建築業界は改革を迫られている。

木村 秀哉 東洋経済 記者

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きむら ひでや / Hideya Kimura

『週刊東洋経済』副編集長、『山一証券破綻臨時増刊号』編集長、『月刊金融ビジネス』編集長、『業界地図』編集長、『生保・損保特集号』編集長。『週刊東洋経済』編集委員などを経て、現在、企業情報部編集委員

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