年収1000万円を超えるには「朝たんたん」がカギ!? パフォーマンスを高める食事・落とす食事を食事指導のプロが解説

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

④「先取り食」で夜遅い食事を回避

夜遅くなる日が予測できる場合は、夕方に軽くタンパク質+野菜を摂っておく(例:サラダチキン+カット野菜、豆乳+ナッツなど)。帰宅後はスープや野菜中心の軽食で胃腸負担を軽減するなど。

まずは7割、規則的な食の習慣を復活させよう

こうした工夫は「毎日完璧」にはできません。7割できれば十分です。不規則な働き方でも、食事の「時間の柱」と「質」を少し意識するだけで、疲れにくく集中力が持続しやすいコンディションを保つことができます。

●「何を食べるか」だけでなく「いつ食べるか」も大事
集中メシ! アタマの良い人は何を食べているのか?
『集中メシ! アタマの良い人は何を食べているのか?』(すばる舎)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

先日、北九州商工会議所で、バス・タクシー・トラックなどの運送業の経営者を対象に「ドライバーの食事習慣が集中力に与える影響」というテーマで講演を行いました。その際、ある経営者からこのような感想をいただきました。

「これまで車両メンテナンスに注力してきましたが、ドライバーの食事の重要性を見過ごしていました。極力、規則正しい食習慣の教育を進めたいと思います。“安全運転はドライバーの健康から”ですから」

また、受験生向けのセミナーでは、高校3年生の声も印象的でした。

「(受験勉強で)夜遅くまで菓子パンやスイーツを食べていました。でも朝食を抜く生活が集中力を下げていると気づき、3食を意識するようにしています」

食事時間が乱れると、不必要に疲れやイライラを感じ、必ず、息切れします。忙しい人は7割でよいので、規則的な食の習慣を復活させ、「健康」という資産を少しずつ積み立てていきましょう。

水野 雅浩 健康マネジメントスクール代表

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

みずの・まさひろ / Masahiro Mizuno

 健康マネジメントスクール代表。ビジネスパーソンや受験生を持つ家庭の健康習慣アドバイザーであり、予防医学の専門家。中央大学法学部を卒業後、約10年間にわたり介護サービス事業に従事。高齢者介護の現場で、認知症を発症する人としない人の違いが「食生活」にあることを痛感し、食の力に強く惹かれる。その後、飲食業界に転身し、香港にて高級日本食レストランの立ち上げと運営を経験。帰国後は、外資系サプリメントメーカーにて商品開発責任者として13年間勤務し科学的エビデンスに基づいた数多くの製品を開発。現在は、企業や学習塾向けに講演・指導を行う。
 著書に『30代ビジネスマンの「太らない」「疲れない」21の習慣』(飛鳥新社)『稼げる男親子でつくる健康習慣「本番力」で受験に勝つ(学事出版)などがある。

 

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事