「生まれたままの姿の男たちが…」50代姉妹が目にした青森酸ヶ湯の混浴「ヒバ千人風呂」のリアル――秋の味覚と紅葉に絆を深めた二人旅

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「お腹空いたから、どこかでおいしいもの食べよう」

「十和田湖周辺を流しつつ、よさそうなところがあったら入ろうか」

「何か、ご飯の定食がいいな」

と言いながらドライブして1時間以上。お店がなかなか見つからない!延々山道で、やっと食堂があったと思ったらうどん屋さんだったり。うどんも好きだけど、せっかくだから青森っぽいもの、そして気分は麺類よりご飯だったんです。

旅先で妥協は許さない!

旅先では食べるものになるべく妥協したくない私たち姉妹。

何とか空腹を堪えて、黒石という街に到着。ここの道の駅「いなかだて弥生の里」で何か食べられるかな……と寄ってみたけど、食堂はありませんでした。おいしそうな手作りお菓子などをいくつか買って、しょんぼりしながら「どうする?」「近くに食堂ないか探そう」と検索すると、すぐ近くに理想的な定食が食べられるお店がありました。

その名は「おしゃべりハウス10」。

ここが、大当たりだったんです。発酵玄米の健康的なご飯、滅多に食べられない菊の花のお浸し、すべてが美味しい!そして何より、店主の女性の温かさ。

大当たりだった理想的なランチ(写真:筆者提供)

「こちら、よければどうぞ」と、常連にはなれない、旅人にすぎない私たちにサービスで出してくれた手作りのコーヒーゼリーとりんご。コーヒーゼリーもおいしくて感動でしたが、圧巻はりんご。

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