「生まれたままの姿の男たちが…」50代姉妹が目にした青森酸ヶ湯の混浴「ヒバ千人風呂」のリアル――秋の味覚と紅葉に絆を深めた二人旅

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「やっぱり、ちょっと東京より涼しいね」

ホームに降りると、少しひんやりした空気を感じます。予約していた近くのレンタカーを借りて、ちょうど昼時だったのでお昼を食べることにしました。お昼を美味しく食べるために、朝ご飯を抜いてきています。

「やっぱり青森といえば、まずマグロやろ」

「うん、マグロやね」

近くの市場へ行き、「カマトロ&カマ中落ち丼(3500円)」と「本マグロ中落ち丼(2400円)」を注文。みそ汁も、1つはいろんな野菜や山菜を刻んで入れた「けの汁(500円)」に変更しました。旅先では、財布の紐も緩みます。

本マグロ中落ち丼に舌鼓

「わ、おいしい!」

特に本マグロ中落ち。値段はこちらのほうが1000円以上安いけど、本マグロってほんまおいしいです。ただ、私たち姉妹は海鮮丼は甘い鮨飯より普通の白飯で食べたい派。なので、そこだけは「伝えて、変えてもらえばよかった……」とちょっと後悔しましたが。

最高においしい本マグロ中落ち丼(手前)とカマトロ&カマ中落ち丼(写真:筆者提供)

お腹が膨れたあと、市場を渉猟してホタテなど魚介の干物を購入し、車で一路八甲田山へ。ロープウェイに乗ります。

10月半ばといえば、福岡や東京ではまだ紅葉シーズンではないため、まったく意識していなかったのですが、さすがの本州最北端、山ではしっかり紅葉が見られました。

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