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ライフ #『お金と宗教の歴史』

仏教の「諸行無常」がお金の不安にも効く理由。永遠・不変なものは何もないと考えて…お金の流れを追っていけば真実が見えてくる

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  • 大愚 元勝 佛心宗大叢山福厳寺住職、慈光グループ会長

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「YouTube和尚」として知られている大愚和尚。住職を務める佛心宗大叢山福厳寺にて(撮影:大倉英揮)
YouTubeのお悩み相談番組『大愚和尚の一問一答』は登録者数75万人を超える。そこに寄せられる悩みのトップはずばり「お金」。和尚の著書『お金と宗教の歴史』は歴史・宗教史の本でありながら、「お金」の悩みを手放すヒントが書かれている。お金に対する仏教のユニークなスタンスを語る。

お金の流れは嘘をつかない

私は歴史を見るときには、お金の流れを見るようにしています。なぜならそこに、真実があるからです。

お金は、エネルギーの流れを示します。

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例えば銀行からお金を借りようとすれば、「過去3年分の決算書を持ってきてください」と言われます。社長さんがいくら、「私はこういう思いを持っていて、こんな会社をつくっていきたい」と熱心にお話しされたとしても、それだけでは銀行はお金を貸してくれません。銀行は何も、その思いを無視しようとしているのではありません。

その社長さんの思いは、実はお金の流れを見るとわかるものなのです。「どんなふうにこの会社と歩んできたのか」といいうことは、決算書に数字で示されています。その人が注いできたエネルギーは、数字に表れているのです。

人はなんとでも言います。嘘もつきます。ですが、お金の流れは嘘をつきません。

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【歴史は都合よく書き換えられる】

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