代替肉製品を手掛けるビヨンド・ミートの株価が急騰、「4営業日で14倍増」の理由とは?

22日の米時間早朝の時間外取引で、代替肉製品を手掛ける米ビヨンド・ミートの株価が2倍以上に急騰し、4営業日での上げが約14倍となる勢いだ。定期的に市場に訪れるミーム株の熱狂をほうふつとさせる展開だ。
ニューヨーク時間22日午前6時38分時点で、ビヨンド・ミートの株価は前日比2倍の7.33ドルとなっている。16日終値は0.52ドルに過ぎなかった。それでも2019年に付けた高値からは、なお97%下げている。
この株価急伸は17日に始まり、トレーダーのデミトリ・セメニヒン氏がビヨンド・ミート株をソーシャルメディアで推奨していたことをビジネス・インサイダーが20日に報じると、上昇に火が付いた。

ビヨンド・ミート株に対する空売りの踏み上げも、急騰に寄与した可能性がある。9月末時点で浮動株の約64%が空売りされていたため、この買い戻しが株価を押し上げたとみられる。ラウンドヒル・インベストメンツは20日遅く、同社のミーム株上場投資信託(ETF)にビヨンド・ミートを組み入れたとXへの投稿で明らかにした。
一方、ビヨンド・ミートは21日、同社製品を扱うウォルマート店舗数が増えると発表した。発表文によると、2000店以上で同社製品は販売されるという。
著者:Subrat Patnaik
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