「アプリの分割表示も!」GalaxyとPixelの横折りスマホが示す"新しい使い方"の全貌

✎ 1〜 ✎ 34 ✎ 35 ✎ 36 ✎ 37
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

Gmailの場合は、画面左端のバーをスライドさせていくと分割表示に切り替わる。LINEやGoogleメッセージなどのアプリは、最初から分割されている。たくさん届いたメールやメッセージを次々と読んでいきたいときには、非常に便利。この素早い操作に慣れてしまうと、通常のスマホの表示には戻れなくなってしまう。

一般的なスマホとは異なるカメラアプリのモード

Galaxy、Pixelの双方とも、カメラアプリもメインディスプレイで開いたときには、一般的なスマホとは異なるモードを用意している。Galaxyの場合は画面左上の分割表示を示すアイコン、Pixelの場合は右端の下にある同様のアイコンをタップすると、左にプレビュー、右にファインダーや操作のためのボタンが並ぶ画面に切り替わる。

カメラアプリは、プレビューを画面左に配置でき、何を撮ったかがわかりやすくなる(筆者提供)

この状態で写真を撮っていくと、プレビューがたまっていき、どんな写真を撮ったのかが一目でわかる。連続して写真を撮りたいときには、ギャラリーとカメラアプリを行ったり来たりする必要がなくなり、使い勝手がいい表示形式と言えるだろう。

単に表示されるものを大きくするだけでなく、広い画面を無駄なく使うアプリが増えることで、フォルダブルスマホ自体の使い勝手が高まる。単なる大画面以上の価値があるのが、フォルダブルスマホが支持される理由と言えそうだ。

石野 純也 ケータイジャーナリスト

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

いしの じゅんや / Junya Ishino

大学卒業後、出版社の宝島社に入社。IT関連の雑誌、書籍を編集する部署で、数々のケータイ関連誌を立ち上げる。独立後は、ジャーナリスト/ライターとして、モバイルに関連した幅広い企業を取材。ウェブサイトや雑誌を中心に、執筆活動を行う。ネットワークから端末、コンテンツまで、モバイルに関する全レイヤーをカバーする。主な著書は『ケータイチルドレン』(ソフトバンク)、『モバゲータウンがすごい理由』(マイナビ)。iPhone、スマートフォン関連の解説書なども、多数手掛けている。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事