
疲れている人は1年で30万人も増加
ぶしつけですが、あなたは今、疲れていますか?
この質問は『休養学』の最初でもさせていただきましたが、おそらくそのときよりもっと多くの人が「すごく疲れている」と答えるはずです。
というのも、すごく疲れている人は年を追うごとに増えているからです。
私たち日本リカバリー協会は2017年から、就労者10万人を対象に疲労に関する調査をおこなっています。それによると、2020年以降は一貫して約8割の人が「疲れている」と回答しています。

最新の2025年調査では82.0%となり、過去最高を更新しました。この82.0%という割合を総務省統計局の人口推計(20〜79歳)をもとに換算すると7172万人となり、2024年の7143万人と比べ30万人も増えたことになります。
8割という数字はそれだけでも驚きですが、これが短い期間で2割も増えたと聞けばもっとびっくりされるのではないでしょうか。
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