"石破おろし"に動いた中曽根康隆・自民党青年局長に直撃! 「実力不足に忸怩たる思い」自民党改革の必要性を熱弁

首相指名選挙を行う国会がまもなく召集され、石破茂首相の時代が終わりを迎える。その石破首相に対して退陣を要求し、“石破おろし”の急先鋒となって動いてきたのが、自民党の衆議院議員、中曽根康隆氏だ。
中曽根氏は、かつて内閣総理大臣を務めた中曽根康弘氏を祖父に持つ。自民党青年局長として現役世代の声を政策に反映させるべく、党の執行部に世代交代を求めてきた。
ジャーナリスト兼社会起業家のたかまつななが、中曽根氏に気になる疑問をぶつけた。
※当記事は、JFNラジオ番組『たかまつななの政治家とだべろう』の放送のために2025年9月25日に事前収録した内容をもとに作成しています。
1982年1月生まれ。慶応義塾大学法学部を卒業後、2008年にコロンビア大学大学院、国際関係学修士課程を修了。新卒でJPモルガン証券株式会社に入社。13年、父親の参議院議員、中曽根弘文事務所に入所。4年間秘書を務める。17年の衆議院議員選挙に自民党北関東ブロックから初出馬し初当選。これまでに衆院選に3度当選。
'21年、第2次岸田内閣で防衛大臣政務官兼内閣府大臣政務官。24年11月から自由民主党の第56代青年局長。自民党の経済安全保障本部事務局長、自民党の立候補年齢引き下げ実現プロジェクトチームの座長も務める。
現役世代の声をもっと政策に反映させたい
ーー中曽根さんは現在、自民党の経済安全保障本部事務局長、立候補年齢引き下げ実現プロジェクトチームの座長、自民党の第56代青年局長を務めています。自民党の青年局というのは、どんな組織ですか?
自民党では青年局、青年部、学生部をひとつにして「青年局」と呼んでいます。青年局は全国47都道府県の各地域にあり、地域の県議、市町村議員、大学生や高校生など、50歳以下のメンバーが2000人ぐらい入っている組織です。
各地域において、子育て世代などの現役世代や、これから15年、20年と日本を支えていく世代の声を反映することを目的に活動しています。(中曽根康隆氏、以下同)
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