「完璧でなくていい。間違えてもいい。でも、諦めない…」 timelesz・猪俣周杜に見る「愛される若手」の"正体"

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佐藤勝利は「愛されるキャラクターというか、ポワンポワンとしていて天然さもすごい可愛らしい……一方でひたむきに努力をする姿も見ている」と語る。さらに「言われなくても『ここが足りない』っていうのを自分から磨いていく姿、ひたむきに努力する姿はすごく印象がよかった」と称賛。(『Oggi.jp』襲名式レポートより)

松島聡は猪俣のメンバーカラーを黄色に決めた理由として愛嬌を挙げ、「本当に誰からも愛される人柄と、一切負の感情を見せないんですね。苦しい環境においてもポジティブマインドで乗り越えられる人柄の良さを評価して黄色にした」と説明している。(同上より)

菊池風磨は4次審査後、「3次が終わって4次に入った時に、1番伸びたのは周杜だなって思いました。きっと相当練習したんだろうなとも思ったし、一歩ずつ前に進んでいる感じがすごく周杜らしくて良いなと思いました」と短期間での成長を評価した。

ビジネスパーソンに通じる「伸びる若手」3つの特徴

timeleszファミリア
『timeleszファミリア』公式Xより

では、猪俣がどのような具体的な行動でこの力を発揮しているのか。ビジネスパーソンにも通じる「伸びる若手」の特徴として、詳しく見ていこう。

①諦めない執念が生む「突破力」

猪俣の「突破力」を象徴するエピソードがある。実は猪俣には、過去にアイドルグループで活動した経験があった。その経験を持ちながらも、「タイプロ」への思いは人一倍強く、なんと5通もの応募書類を送っていたのだ。

オーディション中も、思いの強さが垣間見えた。4次審査の課題曲「Purple Rain」では、猪俣は自身のソロパートを何度も繰り返し練習していた。

元々事務所に所属しており、俳優として活躍していた原嘉孝は、4次審査からオーディションに参加した。いわば、事務所を代表した“シード枠”に近い形での参加だ。

その原が、「周杜なんかほんとに、バカみたいに練習するもんな。そりゃ教えたくなる、こっちも」と声をかけていたのも印象的だった。今ではともにメンバーとなり、“ちゃぼしゅー”(原のニックネーム「ちゃぼす」と「しゅーと」)の呼び名でファンから親しまれている。

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