これは流行りそう…約1000円で天ぷら・ごはんが食べ放題「オリジン弁当」「れんげ食堂Toshu」のオリジン東秀が始めた「うどん店」が凄すぎた
近年の外食企業は猫も杓子も「体験」である。どこも新業態を出すたびにコンセプトには「新しい体験」を掲げるようになった。
この背景には、消費者が「外食だからこその体験」を強く求めるようになったことがある。
コロナ禍での外食自粛の経験や昨今の物価高で消費者の目はますます厳しくなっている。家で食べれば安上がりなのにわざわざ高いお金を払って外食するのだから、外食ならではの体験を求めているはずだ、と企業は「新しい体験」を押し出すのである。
この「小麦晴れ」も例に漏れず「従来のうどん店の枠を超えた体験」「新たなうどん体験」と言っている。一体どのような体験なのだろうか。
新業態1号店は堅実に郊外ロードサイド
早速、その「体験」をすべく筆者は店に向かった。
記念すべき新業態1号店の地に選ばれたのは、東京都国分寺市のロードサイド。話題がバズりそうな都心ではなく、生活に密着した場所で堅実に始めていくところに意気込みを感じる。
筆者はJR中央線で国分寺駅まで行き、西武国分寺線に乗り換えて恋ヶ窪駅へ。そこから20分弱歩いて店舗に到着した。

ローカル線の西武国分寺線で恋ヶ窪駅へ。主に地元の人が利用する駅だ(筆者撮影)

五日市街道沿い。同じ通りにはいくつかの飲食チェーンが立ち並ぶ。駐車場は42台(筆者撮影)
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