「素人はSNSやるな」発言で炎上→謝罪コント?動画をアップ→「おもんない」とまた批判…チョコプラ松尾「素人はSNSやるな」発言に見る素人っぽさ

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当該動画については、稲田さんの名前を出していたことから、「そこが悪目立ちするのもよくない」と、長田さんの判断で削除したと語る。またコメント欄も、無関係のコメントで荒らされるのが嫌だったため閉鎖したと説明している。

そして最後に、長田さんは「松尾の言動は、僕の言動であると思っている」「2人の責任だ」として、バリカンで頭を丸め、松尾さんも後に続いた。全部で6分ちょっとの動画で、公開から丸1日で150万回近く再生されている。

チョコプラ
バリカンを片手に、頭を丸める長田さん/出所:チョコレートプラネットYouTubeチャンネル
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横にいる松尾さんは笑いをこらえているようにも見えるが…/出所:チョコレートプラネットYouTubeチャンネル
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コンビ揃って坊主頭となった/出所:チョコレートプラネットYouTubeチャンネル

再炎上の可能性がある5つの理由

チョコレートプラネット側は、この謝罪動画をもって、ひとまずの解決と位置づけているだろう。しかしながら、炎上対応の観点からすると、むしろ火に油を注ぎかねない内容になっていると感じる。その理由は大きく5点ある。

(理由1)持論を曲げた点
(理由2)「切り抜かれた」ことを理由に挙げた点
(理由3)「誤解」と弁明した点
(理由4)頭を丸めた点
(理由5)長田さんの自己犠牲が強すぎた点

最初の「持論を曲げた点」だが、先に紹介したように、問題視された動画で、松尾さんは「ずっと思ってるの俺」と表現していた。つまり今回の稲田さんの件に限らず、以前からの持論として、「素人はSNSをやるな」と考えていたことになる。しかしながら、謝罪動画では「ボケ」であり「極端に大きく言った」として、あくまでネタであるように表現している。この言動不一致が、一貫性のなさを印象づけてしまうのだ。

続く「『切り抜かれた』ことを理由に挙げた点」は、主に長田さんの発言で見られた。これほどまでのSNS社会では、切り抜かれることを前提にした発信が重要となる。芸能人のような“見られる仕事”ならば、なおさらだ。

加えて、TikTokやインスタでは、番組公式を含めて「切り抜き動画」が定着している。2人が出演しているバラエティー番組「新しいカギ」(フジテレビ系)や、「有吉の壁」(日本テレビ系)なども、公式の「切り抜き動画」で人気だ。つまり「切り取り文化」によって、自らのブームも作られているのにもかかわらず、それを否定しているように見えるのは得策ではない。

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