「焼肉、1000回噛むとどうなる?」で新卒応募増⁉ YouTubeにTikTok…SNSで会社の認知度を上げる「本音2割」の法則とは

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焼肉というコンテンツをいかした面白系の動画を呼び水にして、「この店、面白いな」「この店、気になるな」と親近感を抱いてもらうこともできます。

そして、別の動画で1000回噛むつもりが柔らかすぎて2回噛んだら溶けてしまった動画を混ぜていけば、面白がってもくれるし、「そんなに柔らかいんだ。食べてみたい」と結果的にPRにもつながります。

バズる動画は、突然に

ハブコンテンツ8割、コアコンテンツ2割というバランスで動画を作り続けていくと、大きくバズる動画が生まれます。

それが「ヒーローコンテンツ」です。

ヒーローコンテンツが登場したら、これが知名度を上げる絶好のチャンスです。

とにかくヒーローコンテンツをこすり続けてください。

たとえば1万人のフォロワーがいるアカウントで、突然10万再生以上の動画が生まれると、おすすめにたくさん表示されます。

「確変」状態のコンテンツは、誰かに真似されやすいため、再びトレンドになる傾向が強い。言うなれば、スーパーマリオで言うところのスター状態。向かうところ敵なしです。

僕たちが手掛けた動画のひとつに、YouTubeチャンネル『wakatte.TV』の「アホ街ック天国!」という企画があります。

この番組は、全国の受験生・高校生のみなさんに、『絶対にこんな大人になるなよ!』という思いを込めて、あえて日本の学歴社会を皮肉る教育痛快バラエティ番組として、現在、約48万人の方にチャンネル登録をしていただいています。

『wakatte.TV』は、もともと3人の若者がYouTubeで流行っている企画ものにチャレンジするという、よくある若者のチャンネルとしてスタートしました。

ところが、まったく再生数は伸びず、1人が辞めてしまい、残った2人で何か違うことを模索していました。

次ページ残った2人で作った企画が「ヒーロー化」
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