「焼肉、1000回噛むとどうなる?」で新卒応募増⁉ YouTubeにTikTok…SNSで会社の認知度を上げる「本音2割」の法則とは

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たとえば、僕らのTikTokアカウント「メンヘラ秘書」は採用目的で運用しているのですが、動画の内の8割は、会社の雰囲気が分かるような楽しいテイストの動画にしています。これがハブコンテンツです。

トレンドに乗っかったり、仕事の風景の「あるある」ネタを織り交ぜたりすることで、「共感」が生まれるようにしています。

残りの2割は、「採用募集中です!」や「新卒募集開始しました!」という会社の情報を発信しています。これがコアコンテンツになります。

コンセプトがブレないようにする

ハブコンテンツで注意したいのが、視聴者ファーストの目線を忘れてはいけないということです。

見に来ている視聴者が、何を求めてその動画を見ているか(楽しんでいるか)から外れないこと。

僕らがTikTokで投稿しているいたずら動画で言えば、視聴者は「どっきりをかけられる社長」「和気あいあいとした社長と社員の距離感」を楽しみにしています。

ですから、同じドッキリをやるにしても場所を変えて異国のタイでやるなど、コンテンツのうま味が変わらないように“継ぎ足し”をしています。

やっていること自体は変わらないけど、見ている人にとっては新鮮に映るような動画を作ることがポイントです。

中田敦彦さんのYouTubeチャンネルなどもそうです。

意識高い系の視聴者が見ているわけですから、その人たちが好みそうな題材に徹しています。教育系だからといって、子どもに向けた動画などを作ることはありません。

ターゲットが求めているものを見誤らないあたりは、さすがプロだなと感心してしまいます。

日頃楽しんでいる視聴者が、「何これ?」「え? 変わった?」となってしまうような動画は作らないようにしてください。

次ページ新しい要素を入れながら、コンセプト自体は変えない
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